ヤニス・アデトクンボが右足首に軽度の捻挫。/同郷選手にフラグを建てられたニコラ・ヨキッチはやはりヨキッチ。
・エストニア対ギリシャ
試合はギリシャが69-90で勝ちました。※画像クリックで拡大
試合結果は勿論大事ですが、この試合一番気になるのはヤニスの足首の状態です。
第3Qオフェンシブファウルをした際右足首を捻るように着地、すぐに痛がるような仕草は見せませんでしたがベンチに戻ると少し顔をしかめ、そのまま試合には戻らず。
ギリシャのディミトリオス・イトウディスHCは試合後の記者会見で「なぜ皆がこんなに大騒ぎしているのかわかりません。ヤニスは交代し、いつものように控室でアイシングをしました。今は公衆の面前へ現れています。何も隠してはいません。すべて順調です」との言葉を残しています。心配する人を安心をさせてくれようともしてるのだと思いますが、やはり少し心配です。
追記:ギリシャのバスケットボール連盟から公式に「右足首に軽い捻挫。医療スタッフの監視下にある」と発表。
・セルビア対ポーランド
まずはセルビア出身アトランタ・ホークスのボグダン・ボグダノビッチのツイートを紹介。
昨日ヤニスが41得点、今日はルカが47得点、明日ヨキッチを見るのが待ちきれないよ。
ということで、ヨキッチの得点にも注目が集まるセルビア対ポーランド。
しかしポーランドはここまで3勝1敗。グループ戦1位通過をかけての戦い、セルビアに個人記録を気にするほどの余裕はありません。(私は気にします)
第1QヨキッチFG4/4の10得点、完璧な立ち上がりでチームも28-14で二桁リード。
その勢いのまま前半は52-33でセルビアが19点のリードで終了。チーム全体でFG21/30,15astわずか3TOVとほぼ完璧と言ってよい出来でした。
後半もセルビアは圧倒。一時リードは36にまで広がり、決勝トーナメントへ向けて主力は休めてベンチは調整できる理想的な展開。
試合結果は96-69でセルビアが勝利。ヴァシリエ・ミシッチ12pts9ast。ポーランドのミハウ・ミシャラクFG7/10,3P3/4の17pts。
注目のヨキッチは結局17分のみの出場、FG7/8,3P1/1,FT4/4の準パーフェクトで19pts5reb1st1blk。妙な言い方をしますが、笑っちゃうくらいにいつも通り過ぎるヨキッチでした。レイアップ、ショートフック、フローターは本当にソフトタッチでオートマティックです。
デンバー・ナゲッツのチームメイト、アーロン・ゴードンも笑っております。
セルビアはヨキッチ、ミシッチの他にニコラ・カリニッチもグループ戦すべてで二桁得点3P%63.2%と好調。
今日でグループ戦が終了。1日だけ休養日を挟み決勝トーナメントが開始されます。
ヤニスは母国/代表に並ならぬ思いを抱いていますから、おいそれと「無理をしないで」とも言いづらいですが、膝の違和感での休養もありましたし、どうかご自愛ください。