米メディアThe Athleticによる近未来の殿堂入り選手予想。ラス、レブロン、AD、KD、ステフ、カワイ、クレイ、ヤニス、ヨキッチ、リラード、CP3、メロetc.
The AthleticのRob Peterson記者の2022/9/12記事から。
Rob Peterson記者は記事の中で将来の殿堂入り選手を予想しているわけですが、その方法が面白いです。
ざっくり言っちゃえば、「過去殿堂入り選手たちの成績/アワード実績/優勝経験を見て、今の現役選手で誰が殿堂入りするかを予想する」って単純なものですけど、改めて見ると「あれ?こんなにオールスター出てたっけ、この選手」とか「MIP受賞者で殿堂入りしたのは現在トレイシー・マグレディだけ」とか新たな発見があります。(MIP受賞者の殿堂入りはヤニスが確実に追加されると思われます)
ではRob Peterson記者の予想を見てみましょう。
まず殿堂入り確実な現役選手。
ヤニス・アデトクンボ、カーメロ・アンソニー、ステフィン・カリー、アンソニー・デイビス、ケビン・デュラント、ドレイモンド・グリーン、ジェームズ・ハーデン、ドワイト・ハワード、レブロン・ジェームズ、ニコラ・ヨキッチ、カワイ・レナード、デイミアン・リラード、クリス・ポール、クレイ・トンプソン、ラッセル・ウェストブルック
殿堂入り確実な引退済み選手。
ビンス・カーター、パウ・ガソル、ダーク・ノビツキー、トニー・パーカー、ドウェイン・ウェイド
確実に近い現役選手。
ルカ・ドンチッチ、ジョエル・エンビード、ポール・ジョージ、ルディ・ゴベア、カイリー・アービング、カイル・ラウリー
議論すべき現役選手。
デヴィン・ブッカー、ジミー・バトラー、デマー・デローザン、ジェイソン・テイタム
可能性のある現役選手。
ラマーカス・オルドリッジ、ブラッドリー・ビール、ブレイク・グリフィン、アル・ホーフォード、アンドレ・イグダーラ、ケビン・ラブ、ラジョン・ロンド
例外。
デリック・ローズ
以上。Rob Peterson記者の予想はザッとこんな感じです。
20代にして「殿堂入り確実」と目されているヤニスとヨキッチはNBAファンとして有難い存在です。「長ーく楽しませてくれそう」って意味で。
「確実に近い」と目されているドンチッチは将来性を加味されて名前があるのではなく、23歳の現段階で既にAll-NBA-1st3回選ばれてるって実績などを評価されてのもの。末恐ろしくも頼もしいです。
デリック・ローズは殿堂入り関係の話題/記事では必ずと言っていいほど議論のタネになります。
「ローズよりも長く多くの試合をプレイして国際大会含めバスケット全体に貢献した人間も殿堂入り漏れしてるのに、1年のMVP1回にそこまで重きを置いて良いのか?」って声もあります。
それも一理あるとは思いますが、近年ローズはアフリカ/セネガルへ赴き後進へアドバイスを贈るなどNBA選手としてだけでなく人生のメンターとしてバスケコミュニティに貢献しています。東日本大震災への寄付も決して忘れられませんし・・・・・・どうにかしてくれ選考委員。
Rob Peterson記者は同じくMVP受賞後怪我に苦しんだビル・ウォルトンの名前を引き合いに出して、ローズの殿堂入りの可能性に注目していました。ビル・ウォルトンはボストン・セルティックスではシックスマンとして優勝に貢献(ブレイザーズでも優勝してます)。
つまり来季ニューヨーク・ニックスが優勝するのは義務です。努力義務ではなく絶対的な義務です。
・・・・勿論冗談ですし、D roseは殿堂入り云々関係なくヒーローです。