サマー・リーグ感想。

箇条書きで適当に。

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キーガン・マレー

まずはディビオン・ミッチェルと引き続きのMVPおめでとうございます。数々のビッグプレイやネミーアス・ケイタの存在感などSACの試合は非常に楽しかったです。

怪我離脱直前までエースの自覚を見せていたフォックス、パスのさばけるビッグマンのサボニス、キャリア3P%37.9%のハーター、昨季シュート精度を磨いたモンク、攻守に期待を感じさせる前述のサマーリーグMVP二人等々ロスターのバランスは然程悪くないように見えます。

来季西は怪我から戻ってくる大物選手も多く簡単に「PO進出」とは言えませんが、マイク・ブラウン新HCの下ディフェンス強化を実現できれば大きな飛躍が・・・。注目です。

ケネス・ロフトンJr

MEMであのプレイスタイルと体格、しかも左利き。イヤでもZ-Boことザック・ランドルフを思い出しちゃいます。

サマーリーグの試合とカレッジ・U19アメリカ代表のハイライトを見た程度ですが、ペイント内・ゴール下でのBully Ball(直訳すると“いじめボール”。ポストでのバックダウン等フィジカルを活かした接触を伴うプレイの事)、アップ&アンダー、パスアウト等をよく使い分けていました。

BBIQを感じさせるプレイやヘジからのドライブレイアップ、3Pのような現代的な器用さもあって“楽しい驚き”が沢山ありそうな選手です。

サイズの問題はついて回りそうですしMEMで出場時間を得るのは大変だと思いますが、U19代表ではホルムグレンとチームメイト。ウェンバンヤマ(仏の長身有望若手)とも対戦経験ありと、長身選手との共演は今後も是非見てみたいです。

パオロ・バンケロ

2試合のみ出場。もっと見せろや、と思わずにはいられない魅力がありました。

ハイポストにいてウィークサイドコーナからのカッターへパスを出したり、スピンムーブからのフィニッシュやアシストと周りがよく見えているプレイが非常に好印象。

フィニッシャーとしては勿論、自分以外の若い才能も無駄にしないプレイはORLにとって大きな財産になるのではないでしょうか。

ジャック・ホワイト

DENで2way契約を勝ち取ったハイエナジーガイ。24歳のオーストラリア人で元Dukeのキャプテン。
元所属のメルボルンユナイテッド関係者から祝福や惜しむ声多数で、いかに愛されていたかがわかりますし試合を見ればその理由もすぐにわかります。

ホワイト・ストライプスのフロントマンと同姓同名なので調べる時少し面倒なのが欠点。

雑な総括。

元選手の2世や現役選手の兄弟も多く、今年のサマーリーグも退屈することはありませんでした。

上記ジャック・ホワイトや日本からは馬場雄大が参加して速攻からのリバースレイアップでCJ・マッカラム含む会場全体を大いに沸かせる等海外選手の躍動もあり、例えNBA本戦では縁がなくとも国際大会での再会を思えば期待に胸が膨らみます。

解説席へのゲストで各チーム選手・HC・フロント関係者が呼ばれる事も多く、来季の展望を語ってくれたりシーズン中ではあまり見られないリラックスした表情を見せてくれる関係者諸兄、選手だけでなく彼らにも感謝です。

来季への展望

まだ各チームロスターの空き・状況にも違いがあり今後も動きがありそうで来季を占うのはまだまだ早過ぎると思いますが一つだけ。

昨季ファイナルBOS対GSWには色の名前を持つ選手が3人いました。ドレイモンド・グリーン(緑)ジェイレン・ブラウン(茶色)デリック・ホワイト(白)。

現在デンバー・ナゲッツにはジェフ・グリーン、クリスチャン・ブラウン、ブルース・ブラウン、上記ジャック・ホワイト……とブルーアロー(ジャマール・マレーの愛称)。

緑、茶、白、青。4色で5人もいます。

……これ来季ナゲッツ優しょ(以下略

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