“フック船長”ら新加入選手たちが存在感を見せつけた好試合、早速「MIP」の期待が高まる事態にも。etc.【NBA近況】

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“フック船長”ら新加入選手たちが存在感を見せつけた好試合、早速「MIP」の期待が高まる事態にも。etc.【NBA近況】

・キャバリアーズ対シクサーズ

少し残念なニュースから。

エバン・モーブリーが右足首の捻挫で1-2週間の欠場。お大事に。

その分、お兄ちゃんのアイザイア・モーブリーが頑張っておりました。16分出場でFG2/3,4pts,6reb。ベンチでダリアス・ガーランドに小突かれまくって笑顔も見せてくれました。
キャブスは本当にベンチの雰囲気が若々しくて良いです。
新加入のドノバン・ミッチェルもベンチでガーランドとジャレ合いつつ以下の活躍。

前半のみの出場でしたが、ミッチェルは「相性の良さ」を期待させてくれるアシストも多くて非常に好印象でした。
ガーランドは自分より40kgも重いエンビードからチャージングをもらうハッスルも披露。ありがたいし魅力的ですけど、プレシ-ズンですし逃げて良いのよ。
ケビン・ラブは若手に負けじと3Pに積極的でしたね。15分出場で3P3/6の9pts7reb。6マンとしての活躍は勿論、ジャレット・アレン&モーブリーと一緒の時にも上手い具合にスペースを生んでくれそうです。
新加入“キャプテン・フック”ことロビン・ロペスも1本フックシュート決めてくれて実況解説もご満悦でした。“キャプテン・フック”って愛称は良いですね。
こちらも新加入、ママディ・ディアキテも12分出場でFG4/5,8pts3reb,2stl,3blkとインパクトを残していました。ベースライン際のダブルチームに冷静に対処してレイアップを決めていたのが◎。ギニア出身でNBA三年目にしてキャブスが3チーム目、是非チャンスをモノにしてほしいです。

キャブスで注目なのは残り1枠のスターター争い。
ガーランド、ミッチェル、モーブリー、アレンはほぼ固定でしょう。残りフォワード/ウィングのスターターが誰になるのか。
現地放送局はキャリス・ルバート、アイザック・オコロ、セディ・オスマン、D・ウェイド(ドウェインではなくディーンです)、ラマ―・スティーブンズ、ディラン・ウィンドラーを候補に挙げていました。
ディフェンシブで、まだ21歳とオフェンス面でも成長に期待の出来るオコロが個人的にはお気に入りです。
今日の試合でスターターを務めたキャリス・ルバートも、腎臓腫瘍からのカムバックを果たした気概とファイヤーパワーのある選手。
悩ましいですけど、贅沢な悩みな気がします。無理に固定する必要もないでしょうし、調子や相手によって使い分けていく感じでしょうか。
開幕&今後のプレシーズンゲームも要注目です。

シクサーズ。
まずはこの男。

2戦連続前半のみ出場で高効率20得点超え。
早速「MIP」を期待する声が挙がっております。落ち着け、まずは「MVP」からだ(錯乱)
冗談はさておき、心配/気になる事がいくつか。
「新加入のPJ・タッカーが1本も3Pを打っていない」のと「ハーデン&エンビードの2メンゲームが少ない」ということ。
「プレシーズンだから少ない」というより「プレシーズンだからこそ使っておきたい/試しておきたいプレイ」だと思うんですけど、秘密兵器扱いなのでしょうか。「試合の流れでたまたまそうなった」ってだけでしょうか。うーん、焦らしますなぁ。
ジェームズ・ハーデンは18分出場のFG3/9で9pts,5ast。微妙にアンクルブレイクさせる好プレイも見せてくれました。ただ相変わらずファウルアピールが多いのは少し気になります。
親指靱帯&右眼窩骨折からの回復具合が気になるところのジョエル・エンビードは18分出場のFG6/13で12pts,6reb,3ast。徐々にミッドレンジも入るようになっていましたし、良い調整になったかと思います。
元グリズリーズフロント現The AthleticのJohn Hollingerさんからは、この期待の高さです↓。

新加入のモントレズ・ハレルも存在感を発揮していました。16分出場でFG5/7の13pts。残り30秒、セーフティに戻らなきゃいけない場面で無理にオフェンスリバウンド取りに行って、相手に速攻&同点スコアを許したときは「そういうとこやぞ」と思いましたが、その後にミスを取り返す値千金のスコアを決めて私も“手のひら返し”。
本当に色々な意味で面白い選手だと思います。

試合結果は112-113でシクサーズ勝利。

今回はこの辺で。ではまた。

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