2023シーズンNBAルーキーたちのPPG/APG/RPG/TS%ランキング。スタートダッシュに成功した“スーパースター候補”は誰か。
ルーキーの何が楽しいって妄想が捗って夢が広がるところです。
私は贔屓のルーキーが3Pを1本決めれば「はい、ネクストステフィン・カリー」、フェイダウェイジャンパーなら「MJの再来(コービー/ダークでも可)」、ドライブからのスラムなら「レブロンの後継者」etc.と無責任かつテキトーにハシャぎます。
その妄想の手助けにNBA2022-2023シーズンルーキーたちの“出だし”を見てみましょう。
以下画像は2022/11/04時点でのルーキーTOP30PPGランキング&スタッツ一覧。※画像クリックで拡大
以下は一部スタッツを見やすくしたもの。
PPGランキング
APGランキング
RPGランキング
TS%ランキング
PPG/APG/RPG3部門で1位はオーランド・マジックのパオロ・バンケロ。
ロマンを感じさせながら落ち着きを感じさせるプレイも披露していて、1位指名に恥じない活躍/数字を残しております。
しかし今回注目したいのはインディアナ・ペイサーズのベネディクト・マサリン(マスリン表記とどちらにするか迷う)。
ベンチスタートで1試合平均約27分の出場ながらルーキー中2位の20.4PPGを記録。しかも3P%42.9%でTS%も61.1%と高水準。このままいけば、数字的にはシックスマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれてもおかしくないスタッツです。というか昨季タイラー・ヒーローとよく似てます。
昨季ヒーローと今季マサリンのスタッツ↓。
レブロンにすら物怖じしない、負けん気の強いところもよく似てます。(ペイサーズ・ヒート双方のファンの方から「一緒にしないで」と怒られるかもしれませんが、両選手を高く評価してると思って頂ければ)
Sportsnetとのインタビュー/記事を読むと、マサリンの自信や強気な発言が自惚れや傲慢から来ているのではなく、強い決意/家族への思いから来ている事が読み取れます。カナダの過酷な環境から上り詰めていくには、自分の才能を疑う時間すら惜しい日々だったのかもしれません。
2022年10月27日、アウェイでのブルズ戦。ペイサーズが17点差で負けていて、もはや勝敗の決した試合終了まで残り10秒。恐らく強烈なブーイングを受けるのを承知で、アリゾナ大でのチームメイトのデイレン・テリーからスティールをしてレイアップを試みたのには、ビックリすると同時に肝の太さに感心もしました。(勿論会場からは大ブーイング。ただ選手たちは2人の関係性↓を知っているからか険悪な雰囲気にはなっていないようで、試合後にブーチェビッチが優しく諭してる感じでした。ブルズ実況解説のアダム・アミンとステイシー・キングも笑っておりました)
同じくカナダのモントリオール出身のルー・ドートをリスペクトし、対戦を楽しみにもしているそうなので、我々も楽しみに待っていましょう。(欠場や延期等なければ日本時間2023年1月19日に実現)
・・・・・話逸れますがカナダ凄いですね。SGAも32.3PPGと現在大活躍、ジャマール・マレーも直近の試合でコンペティターぶりを見せ、ケリー・オリニクは3P%が55.2%とエライことになっていて、他にもアンドリュー・ウィギンズやら上手くハマリそうで色々と楽しみです。
カナダ出身選手の今季スタッツ一覧↓。
話を戻しまして。
ルーキーたちの現在の成績は上記の通りですが、シーズン後半やプレイオフになってググーっと評価を上げてくるルーキーは例年必ずいます。1年目はパッとせずとも2年目3年目に名を上げたりですとか、とにかく名前を覚えておいて損はないでしょう。
・・・・・・・・・と思っているんですが、OKCの二人のルーキー、ジェイレン・ウィリアムズとジェイリン・ウィリアムズはどっちがどっちで、どっちがジェイ・ダブでどっちがジェイ・ウィルって愛称なのか覚えるのに少し時間がかかりそうです。
渋い方がジェイリンでジェイ・ウィル。一時のディアロン・フォックスに似てる方がジェイレンでジェイ・ダブ。覚えました。多分。
今回はこの辺で。ではまた。