’23シーズン半ばにして史上屈指のハイスコアリング、’23NBAと過去の比較。/ドノバン・ミッチェル、ドンチッチ、エンビード、ブッカー、ヨキッチ、ズバッツetc.
今季’23NBAに一体何が起きているのか。
とにかくモンスターパフォーマンスが多いです。まだシーズンの半分も過ぎていないのに。
今季の一試合最多得点ランキング。2023/1/3時点。
昨季最多得点ランキングはこんな感じ。(プレイオフ含まず)
今季の一試合最多リバウンドランキング。2023/1/3時点。
昨季最多リバウンドランキング。
今季の一試合最多アシストランキング。2023/1/3時点。
昨季最多アシストランキング。
トップ層のPPG・ボリュームスコアリングは特に増加傾向にあります。
今季’23PPGランキング。2023/1/3時点。
昨季’22PPGランキング。
ここ5年間のリーグ全体の平均を見てみますと。※画像クリックで拡大
今季平均得点が113.7、OffRtgは113.8。両方とも1971年以降の近代NBAでは史上1位の高い数字です。
ファウルベイトやキャリー(パーミング)やトラベリングに厳しくしたり、ここ1,2年はオフェンス側を制限するルール/コール変更もなされている印象ですが、何ででしょう?
まぁ・・・・・・・なんだかんだオフェンスの方がお客さんは呼べるでしょうし、これで良いのだ。
多分。いや、どうだろ?わからん。
今回はこの辺で。ではまた。
おまけ。
歴代OffRtgとDefRtgランキング。
OffRtgランキングのTOP25はほぼ“3-Point Revolution”「3P革命」後のチームが独占。DefRtgはNBAに3P制度が導入された1980シーズン以前のチームが殆どです。
3Pの存在は単に「一度のシュートで3点とれる」ってだけでなく、選手の3P以外のシュート精度向上も促したんだと思います。曖昧な事しか言えませんが、きっとNBA/バスケットボールにとって大きな転換点なんでしょうね。
シュートが放たれてからリングへと届くまでの長い“間”。あの“間”が何とも言えないハラハラドキドキを生んでくれて良いです。
・・・・・・若干、寿命は縮んでる気がしますけど。
追記:本日2023/1/4の試合でヤニスもやってくれまして