ForbesフォーブスのNBA全チーム資産価値ランキング&各チーム10年間の資産価値推移。SpotracによるNBA2023-2027のサラリーキャップ&タックスライン見積もり。/デンバー・ナゲッツ、マイアミ・ヒート、ウォリアーズ、クリッパーズ、バックス

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ForbesフォーブスのNBA全チーム資産価値ランキング&各チーム10年間の資産価値推移。SpotracによるNBA2023-2027のサラリーキャップ&タックスライン見積もり。

NBAファイナルは世界中から最も注目を集めるNBAイベントと言って差し支えありません。

今季2023の対戦組み合わせはデンバー・ナゲッツとマイアミ・ヒート。

両チーム共、市場規模はそこまで大きくないチームです。要らぬ懸念や揶揄もされました。

以下はSporticoによる2022年1月から2022年12月の資産価値評価額ランキング。(人気度ランキングではありません)

いつものメンツ。
ファンに直接は関係ありませんが、「資産価値が高い≒利益出てる→様々分野で優秀な人材を集めやすい」ので有難い事だと思います。そのチームのためだけでなく。
人口が多く人気観光地でもあるフロリダ州に本拠を置き、近年優勝経験が豊富なヒートが12位というのは意外です。フロリダには4大スポーツのチームが9チームもありますから投資先が分散しやすいんですかね?色々な意味で“熱さ”はNBA屈指ですけども。
ちなみにオーランド・マジックもフロリダです。
近年のナゲッツはプレイオフ常連でMVPを輩出しているにもかかわらずの低位置。デンバーのあるコロラド州は大都市とは言えませんが、ブロンコス(NFL)、アバランチス(NHL)、ロッキーズ(MLB)がありスポーツ熱は高いです。

Forbesが2022年10月に出したランキングはこちら↓。

ヒートは12位と11位。ナゲッツは21位と22位となっています。(TOP5チームは全く同じ)

「だから何?」と聞かれると

としか言えないんですけども、何というか「“ビッグマーケットチームの優位性”とか“スモールマーケットチームの不利”やらは強調してもあまり良い事はないんじゃないかなー」と、ふと思ったので調べてみました。

市場規模が戦力・ロスター編成に影響を与える事は間違いなくありますけど、勝敗はそれのみで決定するわけではないですし、「デカい市場規模が不利に働く事もあるんじゃないか」とも思ったりします。人気があり過ぎて「長期的なプランを建てづらい」とかですね。よそからの選手獲得が比較的容易な事が、若い選手やチームカルチャーの育成を阻む事があるんじゃないかと。

近年はセルティックスやウォリアーズがそこらへんを上手く両立してるなぁーと感じます。

ネッツとクリッパーズはその資金力と若い資産を引き換えにスーパースターを手にしましたが、現状望む結果を手にしていません。
KDやカワイらはそれだけの価値のある選手でしたから、その試み自体は失敗と思いませんけども、やはり「ビッグマーケットである事」や「豊富な資産」は時として“リスキー”とも言えるのではないでしょうか。

・・・・うーん、どこも結局同じですかね?

話題を少し変えまして。

↑では全30チームの評価額をランキング形式で紹介しました。となると当然下位のチームもいるわけで、29位グリズリーズや30位のペリカンズら下位チームは景気が悪く見えるかもしれません。

ラーメンマンの言う通りです。んなこたぁないです。

グリズリーズもペリカンズも評価額はウナギ登りです。「他チームと比べた相対評価だと下位」ってだけです。

ここ10年の評価額の推移。

ウォリアーズ、クリッパーズあたりの伸びが凄い。2021年に優勝をしたバックスは2013年の評価額で最下位でした。
他チームを調べたい方はこちらへ。

漠然とした書き方で恐縮ですが、NBAは全体的に景気が良いです。

パンデミックの影響でNBA全体で利益が下がったのにもかかわらずサラリーキャップは据え置きだったり、今後数年のキャップ/タックスライン予測も右肩上がりです。

来季2024のサラリーキャップとタックスライン見積もりは134Mと162M。引用元:spotrac

なにはともあれ

NBAは儲かっとります。

儲かってるNBA関係者。
※画像はイメージです

今回はこの辺で。ではまた。

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