【NBA】「プレイオフ2勝1敗となったチームのシリーズ勝利確率」と「今季クラッチでの攻守最強チーム」と「カッティングとアシスト数グラフ」他。/ブルズ、ナゲッツ、ウォリアーズ、ペイサーズ、クリッパーズ、マーベリックス、ニックス、ウルブズ、サンズ、バックス

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「プレイオフ2勝1敗となったチームのシリーズ勝利確率」と「今季クラッチでの攻守最強チーム」と「カッティングとアシスト数グラフ」他。

昨日2024/4/26の試合結果。

キャバリアーズ対マジック、ニックス対シクサーズは2勝1敗に。ナゲッツ対レイカーズは3勝0敗に。

2勝1敗となったチームのシリーズ勝利確率は79.9%。

1勝をもぎ取ったマジックとキャバリアーズにとってまだまだタフな戦いが続きます。

一方、0勝3敗となったレイカーズ。ここから逆転したチームは今まで存在しません。歴史を作るチャンスですね。

それにしても、ナゲッツの後半の強さは不思議です。「勝負強い/クラッチ」だとか「精神的にタフ」だとか大雑把に理由を見つける事は出来ます。

ただこうも同一試合内でムラがあって尚且つ強いチームは珍しいと思います。

昨日の試合前マイケル・マローンHCも「歴史を見ればわかるように、我々は大きなリードを得るとリラックスし過ぎて手放す傾向にある。それでもリードは欲しいが、大きすぎない方が良い」とのこと。けどやっぱり昨日の試合前半二桁リードされました。(終了間際リラックスもしました)

特にプレイオフでのカムバックの多さは不思議です。対レイカーズシリーズに限らず、2020プレイオフの対クリッパーズシリーズも同様でした。

クリッパーズとのシリーズは1勝3敗の崖っぷち以降毎試合10点差以上つけられながらのカムバックでした。他にも対ジャズシリーズだったり枚挙に暇がありません。

リード&リアクトやインゲームアジャストメントに長けているのは大前提として、具体的に何なんでしょうね?「カッティングの多さが相手のスタミナ切れを誘発しやすい」とかも一因でしょうか?

今季2024レギュラーシーズン、100ポゼッショあたりでのアシスト数と75ポゼッショあたりでのカッティング数グラフ。

ヨキッチの強さ・重さ・パスの多さも関係してそうです。

今季2024体重ランキング。

今季2024レギュラーシーズン、1試合平均パス成功数ランキング。

スコアラー、パサー、さらにスクリーナー、リバウンダーとしても長けていて、隙あらばギブ&ゴー他カッターにもなるので守っている選手はオンボール・オフボール問わず休む間がありません。

ただ、そうなると攻めてる側のヨキッチ/ナゲッツだって終盤バテそうなもんですけどね。普通なら。

ペースが遅めなのはスタミナ温存の意図的なモノですかね?(リーグ26位)

うーん・・・・


はい。次の話題。

ステフィン・カリーが今季クラッチプレイヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞。おめでとうございます。

投票結果。

クラッチスタッツ(残り5分5点差以内状況下でのスタッツ)は各チーム・各選手間でサンプルサイズに違いが出やすくノイズも出やすい等色々と要注意なスタッツですがソレはソレ。細かな話は抜きに各チームのクラッチスタッツを見てみましょう。

今季2024レギュラーシーズン、クラッチでのNetRtgランキング。

今季2024レギュラーシーズン、クラッチでのOffRtgランキング。

今季2024レギュラーシーズン、クラッチでのDefRtgランキング。

基本的にクラッチシチュエーションでは各チーム「本気度」と言うか、インテンシティだったりラインナップがプレイオフに近くなりますから、「プレイオフを占う判断材料」になり得るかもしれませんね。

今回はこの辺で。ではまた。

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