NBA2025各種サラリーランキング。2024プレイオフ、数字で表しきれない試合をした選手たち。極端すぎる選手その他色々。
昨日2024/4/29の試合結果。
NBA2024プレイオフ初の敗退チームはサンズと相成りました。お疲れ様でした。
サンズの今後については早くも噂・報道が錯綜しております。人気記者のShams Charaniaは「待ってました!」と言わんばかりに試合終了直後に記事・ツイートを投稿。
サンズに限らず、負けたチームにはネガティブな報道・意見が多くなります。全てのチームが「明日は我が身」です。
本記事で今後のサンズについてどうこう言うつもりはないんですけども、そのネガティブな報道の中でクローズアップされていた事の一つに「ブラッドリー・ビールの契約の重さ」がありました。
ビールの現状契約。
これだけのサラリーを所謂「1st Option」でない選手に払うという事は「ロールプレイヤー・層の厚さ」に費やすサラリーは限られます。
仮にトレードするにしても、ドデカい上にノートレード条項付きなので動かしづらい契約です(サラリーマッチするのが難しく、チームが自由に相手を選べない)。ウィザーズがそうだったようにトレード相手に足元も見られます(リターンが少なくなります)。
だがしかし、もう一度言います。皆様「明日は我が身」です。
2025シーズンのサラリーランキング(Cap Hit順)。以下全て2024/4/29時点。Spotrac準拠。
ビールの契約の重さは「ノートレード条項付き」って部分も大きいので金額だけを比べてもしょうがないんですけど、まぁ全てのチームに「リスキーな契約」はあります。
ついでにその他いろいろ。
2025シーズン、TOP100サラリーのポジション内訳。
2025シーズン、TOP100サラリーのチーム内訳。
2025シーズン、ポイントガードのサラリーランキング。
2025シーズン、シューティングガードのサラリーランキング。
2025シーズン、スモールフォワードのサラリーランキング。
2025シーズン、パワーフォワードのサラリーランキング。
2025シーズン、センターのサラリーランキング。
2026シーズンのサラリーランキング。
以前ルディ・ゴベアの契約は疑問視されてましたし、そのゴベアを莫大な資産を払って獲得したウルブズも(思いっきり否寄りに)疑問視されてましたし、やっぱり良くも悪くも「NBAの一寸先は闇」でございます。
最後に、ボックスコアだけでは表しきれない選手たちへ称賛を。
キリがないので以上。
今回はこの辺で。ではまた、
おまけ。余談。
3Pを打つセンター・ビッグマンの増えた昨今。彼らの3Pの特徴に「トップ・オブ・ザ・キー付近での3Pが多い」ってのがあります。ピック&ポップから打つ機会が多いとそうなるんですね。クリスタプス・ポルジンギスはその最たる例です。
ポルジンギスのキャリアショットチャート。プレイオフ含む。
で、昨日3P7/9だったマイルズ・ターナーもそうなんですけど、ターナーのキャリアショットチャートはまぁ極端で面白いです。
ターナーののキャリアショットチャート。プレイオフ含む。
トップ・オブ・ザ・キー含むリムに正対する位置とそうでない位置で効率がキッパリ違います。
で、昨日の試合ではコーナー3を2本打ち2本とも成功。大好き。
同時にオシャレさんだったりレゴマニアだったり、「人生満喫してます」感が凄い。