加速するNBA選手/ファンの“オタク化”、某選手曰く「隠れオタクは80%以上」
日本、アメリカ問わず、少し前までアニメ/ゲーム/漫画は「オタクの趣味」でした。
しかし今や、NBA選手のゲーム配信やアニメ/漫画への傾倒なんて珍しくもありません。
「好き」とまではいかずとも、ステフィン・カリーが“Naruto Run”をする時代です。リンク
とはいえ、大人の趣味としては「恥ずかしい趣味」とされる事は今もあるらしく
ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンは「NBA選手の80%はアニメにハマっている、彼らはそれを認めないけどね」との言葉をGQとのインタビューで残しています。
ウルブズへ新加入したルディ・ゴベアには「“アニメへの愛”が彼とタウンズを結束させた」とのリポートもありました。リンク
先日記事にしました通り、ブルック＆ロビン・ロペス兄弟たちは自ら漫画を出版しました。
他にも例を挙げたらキリがありません。それほど多いです。
「いい大人や憧れの存在が子供っぽい趣味に傾倒しているのには抵抗がある」といったファンからの声・感情は恐らくまだ存在するでしょう。
日本でも某若手男性俳優が好きなカードゲームについて延々と語っていたら、女性ファンから「控えてほしい」との声が上がった事もあるそうです。
「抵抗感を持つ事」、それが「悪い事」とまでは思いません。(本人にやめさせようとしたり、過度に嫌悪感を表さなければ)
私だってレブロンやクリス・ポールが“ひみつのアッコちゃん”観ながら、「テクマクマヤコン テクマクマヤコン、20歳頃の姿になれ」とか言ってたら流石に嫌です。(レブロンもドラゴンボールの画像をインスタ投稿したりはしてます)
ただ、偉そうな言い方をさせていただきますと、他人の趣味や多様性に寛容でいると、思わぬ知識や楽しさを得られる事も多いです。
海外NBAコミュニティを覗いてみると、アニメ・漫画ネタの多さ/詳しさに驚かされ、笑わせてもらう事もあります。
上記↑桜木花道の画像にも「なんでこの桑原はバスケしてるんだ？」とのコメントがついていてﾌﾌｯってなりました。
他にも
カリー、ヤニス、ヨキッチ、KDはNBAの“Yonko”です。
ってスレッドがあり「？」と思い、覗いてみたら「ヨキッチは“big mom”だな」言われていて、“Yonko”と“big mom”の意味を調べてみた結果、大笑いしました。
当時ニックス所属のカーメロ・アンソニーとキャブス所属レブロン・ジェームズの対戦を日本のアニメ風にパロディしたコピペ/ネットミームなんかも存在します↓。(起源は今から7,8年くらい前だと思います)
clock winds down to 5 seconds left in game
ball is inbounded to Carmelo who turns face to face against Lebron
“You took my family”
moves to the left
“You took my friends”
moves to the right
“You took all that was dear to me”
clock winds down to 2
“I cant get them back, but I can do this for friendship, FOR MY FRIENDS” goes up, fire coming out of his shoes
“CARMELORUKEN”
Ball flies over Lebrons head, goes straight into basket. Carmelo falls to the ground, exhausted.
“Shumpert… Senpai… I…”
*faints
Final Score Cavs 103 Knicks 63
(以下翻訳)
試合終了まで残り5秒。
ボールはレブロンと対峙するカーメロへと託された。
「お前は俺の家族を奪った」
左へ動く
「お前は俺の友を奪った」
右へ動く
「お前は俺の大切なもの全てを奪った」
残り2秒へと時計が進む
「それを取り戻すことは出来ない。けど、友情のために出来ることがある。友のために！」
跳び上がり、シューズから火が噴き出る
「カーメロル拳」
ボールはレブロンの頭上を越えていき、バスケットの中へまっすぐと突き刺さる。カーメロは疲れ果て、地面へと倒れ込む。
「シャンパート・・・先輩・・・俺・・・・」
失神
ファイナルスコア：キャブス103ーニックス63
今でもよく改編されてますし、バリエーションも豊かです。
アニメ・漫画だけでなく、コピペが好きなのも世界共通でしょうかね。
「NBAの記事」というより「アニメの記事」になった気もしますが、まぁたまにはこういうのも。
今回はこの辺で。ではまた。
