【FIBAワールドカップ/NBA】布石と試金石の続いた大会1日目試合結果まとめ。NBA2023PF/Cの3P成功数ランキング。
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グループE開幕戦オーストラリアvsフィンランドは98-72でオーストラリアが勝利。
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代表時パティ・ミルズのマイケル・ジョーダン化現象は最早お馴染みの光景です。3Pは2/8、チーム全体でも8/26と好調ではありませんでしたが、ペネトレイトに合わせたカッティングアクションなど豊富な得点パターンで逆に盤石さを感じさせるオフェンスだったと思います。
フィンランドのラウリ・マルカネンはFG7/17、3P1/7の19pts。サス・サリンが3P4/8の13pts。二人の優秀なスコアラーはいるものの、プライマリーボールハンドラー役(オフェンスを始動させる選手)が上手く機能しなかった印象です。マルカネンが高い位置でボールを持った際はダブルチームでパスミスを誘発され、高さを活かしたミスマッチやカッティングにも上手くパスを出せずで、マルカネン含む全員がプレイメイキング・ショットクリエイトに苦しみました。オーストラリアのよく組織化されたディフェンスを褒めるべきだとは思いますけども。
来季ユタ・ジャズでもマルカネンは昨季以上の厳しいディフェンスに晒されるでしょうから、本大会はマルカネンにとって試金石とも言えるかもしれませんね。
もう一試合。
フランスvsカナダ
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NBAアワード受賞者を擁した強豪チーム同士の対戦ですが、95-65でカナダが勝利。こちらも大差のつく結果となりました。驚き。
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ディフェンス3セカンドバイオレーションのないFIBAルールにおいて、3度のDPOY受賞ルディ・ゴベアの存在感は2割増しになってる気がしますが、そのストーンハンド/バターフィンガーっぷりも2割増しになってる気がします。(「ゴール下をポロポロ落とす、ハンドリングをツルツル滑らす」って意味です)
大会一日目全体の雑な印象ですと、初戦という事で各国ショットメイキングには苦労したようで、オープンショットの成功率も高くなかったですし(恐らく)、タッチを掴もうと多少強引にでも積極的に打つ姿勢が感じられました。ペースも早いです。
そんな中、ラトビアがレバノンを相手に109得点で39点差の大勝利。3Pも18/35で5割越え。
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フランスの次戦は、このラトビアとです。要注目。
全試合結果は以下。
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大抵の試合にNBA選手がいますし、いなくても「国とチームを背負う中心選手」ってのは必ずいますので注目選手・見所には困りません。EuroBasket2022決勝トーナメントでスロベニアを破ったポーランドのAJ・スローター(とマテウス・ポニトカ)の名前は忘れられないです。
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EuroBasket2022の予選中、ヨキッチとドンチッチはスローターから子供との記念写真を頼まれ快諾。が、後の決勝トーナメントでヨキッチのセルビアとドンチッチのスロベニアはポーランドよりも早く敗退。某メディアから「どうやらあの写真はヨキッチとドンチッチから頼んだようだ」と冗談を言われるほどの大波乱でした。
日本も是非是非大波乱を巻き起こして下され。
最後に、私が勝手に決める大会一日目MVPは
日本対ドイツ戦のお客さんたち。
熱気が凄かったです。
今回はこの辺で。ではまた。
お知らせとオマケ。
ワールドカップ中はワールドカップ情報にNBA情報を(強引にでも)混ぜる形の記事が多くなると思います。「ワールドカップにしか興味ない」「NBAにしか興味ない」という方には中途半端な作りかもしれませんが、ご理解いただけますと幸いです。
というわけで、NBA2023レギュラーシーズンPF/C登録選手の3P成功数ランキング。
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マルカネンは丁度200本でジュリアス・ランドルに次ぐ2位。1試合平均では3.0で1位でした。しかも39.1%の高確率。
さらに100本のダンクと200本の3Pを同時に達成したのはマルカネンが史上初。
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キャバリアーズ時代のマルカネンはエバン・モーブリーやジャレット・アレンがいた都合上SF扱いな事が多くて、今も昔も所謂「ウィング」のようなショットセレクションなのもあって割と分類に迷う選手です。
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BBall IndexではジャズでのマルカネンもSFに分類してます。
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何だって良いんですけど、レブロン・ジェームズ、ステフィン・カリー、ニコラ・ヨキッチ、ルカ・ドンチッチetc.当てはめるポジションに論争のある選手ってのは良い選手が多いですな。