【NBA】優勝のための足切りライン?過去10年優勝チームの各レーティング&今季2024各種レーティングランキング。近年の怪我による欠場者数推移。
先日の記事で↓「過去優勝チームのレギュラーシーズン半分経過時の戦績その他」について書きました。
本記事では「過去優勝チーㇺのレギュラーシーズンNetRtg/OffRtg/DefRtg」を見てみましょう。
その前にまずは今季2024レギュラーシーズン2024/1/23時点でのNetRtgランキング。Cleaning The Glass準拠(ガベージタイムを省いた各種指標を載せているデータサイト)
では順に過去10年優勝チームの各種Rtgを見ていきましょう。
2023優勝ナゲッツはNetRtg6位、OffRtg5位、DefRtg17位。
昨季2023レギュラーシーズンNetRtgランキング。TOP10のみ記載。ハイライトされているのが優勝チームです。
2022優勝ウォリアーズはNetRtg5位、OffRtg17位、DefRtg2位。
2022レギュラーシーズンNetRtgランキング。
2021優勝バックスはNetRtg7位、OffRtg位7、DefRtg10位。
2021レギュラーシーズンNetRtgランキング。
2020優勝レイカーズはNetRtg5位、OffRtg10位、DefRtg4位。
2020レギュラーシーズンNetRtgランキング。
2019優勝ラプターズはNetRtg4位、OffRtg6位、DefRtg5位。
2019レギュラーシーズンNetRtgランキング。
2018優勝ウォリアーズはNetRtg3位、OffRtg2位、DefRtg10位。
2018レギュラーシーズンNetRtgランキング。
2017優勝ウォリアーズはNetRtg1位、OffRtg1位、DefRtg1位。
2017レギュラーシーズンNetRtgランキング。
2016優勝キャバリアーズはNetRtg4位、OffRtg3位、DefRtg10位。
2016レギュラーシーズンNetRtgランキング。
2015優勝ウォリアーズはNetRtg1位、OffRtg2位、DefRtg1位。
2015レギュラーシーズンNetRtgランキング。
2014優勝スパーズはNetRtg1位、OffRtg7位、DefRtg4位。
2014レギュラーシーズンNetRtgランキング。
とりあえず以上。以下雑感。
2018以降、レギュラーシーズンNetRtg1位のチームは優勝していません。OffRtgとDefRtg両方ともTOPクラスのチームも思いの外少なめ。
つくづく2018年頃ってのはNBAの大きな転換期だったと思います。
歴史ってのは点ではなく線で、少しづづ色々な事が積み重なって変わっていくものでしょうから、あまり単純化したくはありませんが、2018年2019年前後でのNBAの変化は非常に大きく感じます。
主力選手の怪我・欠場が目立つようになり、ロードマネージメントが大きな話題となったのも2019年です。現在進行形でルールは変化し続けています。
2018~2021の怪我による欠場者数他推移。
先日記事と似たような雑感で申し訳ないですけど、各チームのレギュラーシーズンの捉え方・取り組み方は大きく変わってきております。
最近ですと、この間(2024/1/20)のナゲッツ対セルティックスを観ている時も強く感じました。何がそうさせたのか具体的には知りませんが、この試合で突然ナゲッツはプレイオフさながらのほぼ7人ローテーション、スターターの出場時間が大幅増。
セルティックス戦でのナゲッツ選手出場時間。
今季2024ナゲッツ選手の平均出場時間。
ナゲッツに限らず、1試合ごとに全く違うチームに見える事があったりして面白いです。
セルティックスも2022シーズン前半と後半で大きな変貌を遂げましたしね。
我々ファンの見えないところで多くの試行錯誤・努力がなされていると思うと・・・・・・
・・・・・・・
今回はこの辺で。ではまた。