【NBA】ヤバい先輩たちに並ぶヤバい2年目選手。コスパのヤバい選手。キャップスペースのヤバいチームランキング他、NBA2024のヤバい人達。
余計な前置きを省いて今季印象的な選手を語るだけの記事PART1。
OKCの2年目ジェイレン・ウィリアムズはヤバい。
ジェイレン・ウィリアムズの1年目と2年目スタッツ。以下全て2024/3/5時点。
1年目の時点でルーキーとして類まれな高効率スコアリングとユーティリティを発揮していましたが、今季は更に数字を伸ばしつつ「頼もしさ」「タフショットメイキング」も追加。
OKCの偉大な先輩たちの2年目と比べても見劣りしません。
シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(以下SGA)他優れたスコアラー・シューターがいる事でオープンを得やすいアドバンテージがあるにしたって、FG54.4%/3P44.5%/FT80.8%は尋常じゃないです。
SGA不在の時間帯にプライマリースコアラーを務める事も多く、その期待に応えるコレ以上ないほどの活躍。
今季2024OKC選手の第4Qスタッツ。
今季2024OKCのローテーション図。
今季2024ジェイレン・ウィリアムズのトゥルーシューティングチャート。
繰り返しますが、2年目でこれだけの成績は非常に稀です。スタッツボリュームで勝る2年目選手なら大勢いましたけど、こうも高効率・広範囲・タフショットに長けた2年目選手は中々お目にかかれません。ヤバい。
腕の長さも超ヤバい。
今季2024ガード登録選手対象、ウィングスパンランキング。
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マリーク・ビーズリーのコストパフォーマンスがヤバい。
最近のバックスは好調とはいえ、長らくディフェンス面での不備が指摘され、ビーズリー含むバックコート陣はその矢面に立たされてもいました。実際その責任を負ってもいます。
今季2024、DefRtgランキング。
しかし、待って頂きたい。見て頂きたい。褒めて頂きたい。
今季2024、3P成功数ランキング。3P%併記。
ビーズリーは7位の成功数で、TOP20中1位の3P%を記録しているんです。スペーシングが重要となるヤニス・アデトクンボ中心のオフェンスにとって、ありがたい存在です。
今季ビーズリーの3P関連スタッツ。
そしてバックスのサラリー一覧がこちら↓。
ビーズリーの今季サラリーはミニマムの2M。ヤニスとデイミアン・リラードだけで約90M(今季サラリーキャップの半分以上)、他スターター二人も25M以上、4人だけでキャップスペースの大半を占めるバックスにおいてビーズリーのコストパフォーマンスは非常に印象的です。比べるもんでもありませんがヤニスとデイムの20分の1以下のサラリーです。
観ていて眉をひそめたくなるディフェンスやケアレスなシーンも確かに多いですし、コートの上では誰しも平等ですから「コスパ云々」を気にし過ぎるのもおかしな話ですけども。
追記:で、こんな記事を書いた直後の試合でビーズリーは3Pが入らないっていう。ジェイレン・ウィリアムズも絶不調っていう。
これも「マーフィーの法則」ってヤツでしょうか。
今回はこの辺で。ではまた。
おまけ。
現時点での来季2025キャップスペースランキング。上位ほど空きが少ない。
上位チームいくつかの今後5年間契約概要も見てみましょう。(詳しく知りたい方はSpotracへどうぞ)
ウォリアーズ。
クリッパーズ。
ウルブズ。
サンズ。
セルティックス。
ナゲッツ。
契約やドラフト他NBAのルールは複雑で「よーやく覚えてきたかも」と思った矢先に変わるんで困ったもんです。トレードでの移住費用とかも細かく決められていて結構面白いんですけどね。
興味が御有りの方はこちらNBPA(選手会)のCBA(労使協定)ページへどうぞ