【NBA】今季2024罰金ランキングと各チーム・ポジション毎の罰金額グラフと歴代罰金ランキングと。
選手・チームのサラリーや契約状況等を調べるのに便利なSpotrac。全てのデータサイトに言えますが、サイト内を探索してると意外な発見や楽しみ方も見つかるもんです。(当ブログ管理人が御世話になっているNBA関連サイト一覧)
というわけで、少し珍しいデータを紹介。
今季2024、罰金&出場停止(出場停止に伴う損失額)ランキング。以下全て2024/4/1時点。
まず今季2024全て合わせて802人が総額1513万ドル(約23億円)の罰金を支払っています。NBA観てるとテクニカルファウルなんて日常茶飯事ですが、アレ1回で2万ドル(約300万円)の罰金です。
テクニカルファウルの罰金・出場停止規約。
そして1513万ドルの内約半分がジャ・モラントの25試合出場停止。出場停止分のサラリーはリーグへと一部没収されるので、その選手のサラリーが高いほど損失額も高額になります。(ジャのケースで詳しく説明しているサイトへのリンク)
出場停止を除いた罰金額の1位はルディ・ゴベアとジェームズ・ハーデンの10万ドル(約1500万円)。ゴベアはレフリーがスポーツベッティングに不正関与している事を示唆した事による罰金。ハーデンはGMダリル・モーリーを「ウソつき」などと批判した事による罰金(後に選手会が異議申し立て)。
NBAの罰金は慈善団体やリーグの管理費へと賄われるそうなので、是非とも有効活用して頂きたいですね。
今季2024、各チーム毎の罰金額グラフ。
今季2024、ポジション毎の罰金額グラフ。
罰金や出場停止はよろしくない事なんですけども、近年で一番大笑いした罰金はコレ↓。
トラベリングがコールされた後のなんて事ない場面で、あまりにもさりげなく一瞬中指立てただけなので、試合中レフリーや実況解説にも気づかれませんでしたし、観ていて私も「ん?今ヴーチ、レフリーへ中指立てたなかった?」と見逃しそうになりました。しかしリーグ(とカメラマン)は見逃さず後に罰金15000ドル。
エキサイトするでもなく一瞬中指立てた後平然とディフェンスに戻るヴ―チェビッチがシュールでした。動画へのリンク
ついでに歴代一度での罰金額ランキング。Finance Online準拠
1位ミネソタ・ティンバーウルブズ – 350万ドル。
ジョー・スミスと密約を交わしサラリーキャップを不正に操作した事による罰金。1巡目指名権も没収。
2位マーク・キューバン (DAL) – 50万ドル。
オフィシャルに対する暴言。
3位 ニューヨーク・ニックスとデンバー・ナゲッツ – 50万ドル。
乱闘騒ぎでニックスとナゲッツへそれぞれ50万ドルの罰金。それとは別に7選手へ計47試合の出場停止が科せられtました。
4位ウラディミール・ラドマノヴィッチ (LAL) – 50万ドル。
怪我の危険性が高いとして禁止されているスノーボードを楽しんだ結果案の定怪我。さらにチームへ噓の報告をした事でレイカーズからサラリー10%にあたる50万ドルの罰金。
5位 ミッキー・アリソン (MIA) – 25万ドル。
ミッキー・アリソンさんはヒートのオーナーで、2011年のロックアウト中SNSでリーグ関係者への暴言をぶちまけた事により25万ドルの罰金。カーネル・サンダース(ケンタッキーおじさん)にそっくりなのに。
6位ポートランド・トレイルブレイザーズ – 25万ドル。
大学生(パトリック・ユーイングとハキーム・オラジュワン)との不正交渉。
7位 オーブリー・マクレンドン (SEA) – 25万ドル。
シアトルからオクラホマシティへのチーム移転に関する機密漏洩。当時コミッショナーのデビッド・スターンも大激怒したと言われています。
8位デイモン・スタウダマイアー (POR) – 25万ドル。
複数回にわたる違法薬物の所持。セルティックスのACを経て現在はジョージア工科大学のHCに。やはりマイティマウスは強いしエラい。
9位ラトレル・スプリーウェル (NYK) – 25万ドル。
怪我に関してチームへ嘘の報告。
10位サンアントニオ・スパーズ – 25万ドル。
2012年ヒートとの大注目試合でスター選手ら(ティム・ダンカン、トニー・パーカー、マヌ・ジノビリ、ダニー・グリーン)を全員休ませたことでデビッド・スターンはやっぱり激怒。
以上。
お金は大事に。
今回はこの辺で。ではまた。