ジャ・モラントがジャ・モラントだった試合/カニングハム&ベイ&アイビーの今後のFGAは?/OKCのHCの名前は?etc.【NBA近況】
・グリズリーズ対ピストンズ
今試合の個人的注目点はピストンズのショットセレクション、各選手のアテンプト数。
特にケイド・カニングハムはプレシーズンここまでファシリテーター寄りな姿勢が目立ちますが、開幕目前の試合でもそれを継続させるのか?
サディック・ベイは「シューター」以上の役割を求めるかのような姿勢を貫くのか?
ドラフト5位ルーキー、ジェイデン・アイビーは今季どれだけの存在になるのか?etc.
それらが少しだけでも窺える/妄想できる試合を期待して観ていました。
ちなみに“NBA Draft.net”によるジェイデン・アイビーのドラフト前評価はこんな感じ↓。
“NBA Comparison”「NBA選手との類似」ではアンソニー・エドワーズ、ドノバン・ミッチェルの名を挙げられいました。
で、試合の方はと言いますと。
やっぱりジャ・モラントは最高だぜYeah!・・・・・という身も蓋もない感想。
ピストンズはグリズリーズのペイント内侵入&フローター/レイアップを止められなかった、といいますかモラントは相変わらず一度スピードに乗せちゃうと止めづらくなる上にフィニッシュも御上手。デズモンド・ベインは3Pが御上手で反応すると即抜かれる等々。ピストンズはトランジッション含めドライブレイアップなどゴール下で何回シュートを打たれたか数え切れない程でした。
グリズリーズスターターのショットチャートは以下。
ペイント内スコアは74対46とグリズリーズが圧倒。
カニングハムは、前半はFGAは少なく、後半に増やす。これまで通りな姿勢でFG5/16。
サディック・ベイはこの試合でも、3P以外にも積極的でチームハイのFGA。FG7/17。
アイビーは多くの得点にこそ繋がりませんでしたが、その加速の良さと身体能力の高さは充分に感じ取れる動きを披露していました。FG3/11の7pts,4ast。
各チームの実況解説が「ラッセル・ウェストブルック」の名前を出すのも頷けます。期待はデッカイ方が面白いですしね。ノートルダム大女子バスケのHC(&元グリズリーズAC)を務めるお母様も、誇らしげにインタビューを受けておられました。サマーリーグでも見ましたし、愛されております。
元“ニックスの僅かな希望”ケビン・ノックスの活躍が見られたのも嬉しかったです。
試合結果は126-111でグリズリーズ勝利。
・OKCサンダー対スパーズ
こちらの試合で注目は、まず“デニス・ロッドマンの再来”スパーズのルーキー:ジェレミー・ソーハン。(私が勝手に呼んでるだけです、プレイスタイルも全然違います)
なんかこれ↓を思い出しました。
そして唐突にクイズ。「OKCの現在のHCの名前をフルネームで答えよ」。OKCファン以外の方で即答出来たら、結構なNBAフォロワーだと思います。就任以来、話題になる事の極めて少ないコーチですから。正解は記事一番下に。
OKCはチェット・ホルムグレンが全休見込み、シェイ・ギルジアス・アレクサンダーもグレード2の左ひざ内側側副靱帯で出遅れ。(既にワークアウトしてる動画はあります)。
となると注目はジョシュ・ギディー始め他若手たちへ。
その若手たちの、この試合での主だったスタッツ。
ギディーは課題とされているシューティングで、プレーシーズン中改善を示しています。
スパーズで目立った数字を上げたのはこの二人。
特にジョシュ・プリモはFG8/12と高効率でした。デビン・バッセルもFG6/16ではありますが18pts。
ソーハンもあんなド派手な頭してるんですから、もっと自己主張して良いのよ?(FG3/7の6pts,7reb)
試合結果は118-112でOKCサンダー勝利。
OKCはプレシーズン5勝1敗。プレシーズンだろうが勝ちは勝ち。良いもんです。
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んでクイズ「OKCの現在のHCの名前をフルネームで答えよ」の正解はMark Daigneault。マーク・ダグノーHCでした。まず発音/表記が難しいっていう。(日本語wikiではマーク・デイグノルト表記です)
今回はこの辺で。ではまた。