【NBA】名実況マイク・ブリーンの“BANG”を多く生んだ選手ランキングと更にレアな“ダブルBANG”リストと“BANG未遂”。ESPN期待の新ラインナップと不老不死なレジェンド。
ビッグプレイが決まった際の“BANG!”の実況で御馴染みマイク・ブリーンさん。
多くの方に親しまれている名実況です。ファンは勿論、選手からも。
先日、2013-2023シーズン全米放送の“BANG!”回数をリストにまとめ上げた方がいらっしゃったので紹介。
ステフィン・カリー41回、クレイ・トンプソン28回で“スプラッシュ・ブラザーズ”がぶっちぎりの1位2位。
それだけビッグプレイを決めてきたというのは勿論ですが、リスト全体や実際の試合を見ると他の傾向も見受けられます。
まず“BANG!”が生まれるのはアウトサイドシュートが殆どです。こう書くと物騒ですが、シュートを銃に見立てた実況ですからね。例えビッグプレイ・クラッチプレイでもダンクやレイアップに対して“BANG!”が聞かれる事はほぼありません。
もうひとつ。当然ながら人気チーム≒全米放送の多いチームの選手が目立ちます。人気チームの選手は自ずと機会が多くなるので、逆に言うと、全米放送の少ないチームの選手はビッグプレイが多くとも“BANG”回数は控え目です。デイミアン・リラードが3回のみでオースティン・リーブスが既に4回なのがわかりやすい例ですかね。
リストを眺めてると、その時のプレイも見たくなってきちゃいますね。どなたかまとめて下さい。お願いします。
ちなみに、一度に2度言う“ダブルBANG!”なんてのもあります。
昨季2023には“BANG”がレフリーに取り消される更にレアなケースも。
少し話が逸れますが、ESPNは今オフにNBA放送関連の人員を大幅に刷新しまして、マイク・ブリーンの隣で解説を務めていたジェフ・ヴァン・ガンディとマーク・ジャクソンもお役御免となりました。
個人的に後任にはニックス解説からクライドを呼んでもらうのが一番有難かったんですけど(勿論ニックスでの解説業もそのままで)、後任はドック・リバースとドリス・バークが務める事に。
リチャード・ジェファーソンはレフリー体験してみたり、JJ・レディックは現役時代からポッドキャストでも活発ですし、ヒュービー・ブラウンは御年89歳、ボブ・マイヤーズはウォリアーズGMから身を退いたばかり。皆少しくらいゆっくりしてもバチは当たらないだろうに、やっぱり「少しでもバスケに携わっていたい」って愛情が故でしょうか。
ESPNに限らず、一視聴者として来季も楽しませて頂きます。
TNTで解説やってるレジー・ミラーの不老不死ぶりにも。
今回はこの辺で。ではまた。